
このような悩みを解決していきます。
本記事の信憑性
第24回3学会合同呼吸療法認定士試験に合格。理学療法士/RSTとして活動。
呼吸療法認定士試験は、周りに尋ねる人もいなかったので、勉強開始から受験まで手探りでした。
- 手のつけかたがわからない
- どの本や問題集が使いやすいのか
- どう勉強すればいいのか
- 試験問題の出題方法がわからない
このように、試験に対していろいろな疑問や悩みがいつもありました。
「とりあえずテキストを読む」
「とりあえず問題集を解く」
など、本当にこのやり方で間に合うのか、合格できるのか毎日不安でした。
試験を実際に受験すると、
このやり方は正しかった、もっとこうすれば良かった、違う勉強方法だったら…と色々と気がつくことがありました。

要らない参考書や問題集を購入して時間やお金を無駄にしたので、色々手を出さずにもっと効率よく勉強できてたらな…ということを強く感じました。
そういった方に対して、試験や勉強に対しての不安を解決できるように、効率的に受験の準備に取り組んでいただきたいです。
今回は、私が実際に使ってみて要らなかったものを除き、本当に良かった問題集や本のみをご紹介していきます。
呼吸療法認定士試験を受験申し込みから合格後までの流れは結構難しく、申し込みや書類を少し間違えるだけで受験・合格の資格がなくなります。
試験の流れや合格までを画像をたくさん使ってまとめているので、気になる方はぜひ参考にされてください。
-
呼吸療法認定士試験合格までの流れ【画像を使ってわかりやすく説明】
続きを見る
目次
呼吸療法認定士試験でおすすめの本、問題集
私は不安症なので、受験までに様々な本をネットショッピングして試していました。
無駄買いしたものや使わなかったものもたくさんあったので、本当におすすめする本を5つまとめます。
おすすめの本
- ①認定講習会テキスト
- ②呼吸療法認定士予想問題集(青本)
- ③呼吸療法認定士合格チャレンジ
- ④呼吸療法認定士再現過去問集
- ⑤呼吸療法認定士たしかめドリル
配布されるものも含め、勉強で使用すべきものはこれらの5つで、個人的に重要なもの上からまとめています。
それぞれ一つずつ、必要な理由やおすすめする特徴、内容を詳しくご紹介していきますね。
①認定講習会テキスト
認定講習会テキストは、一番重要で勉強すべき本になります。
試験はこのテキストから出題されるためです。
つまり、実際には不可能ですがこのテキストを丸暗記していれば、試験には絶対合格できるということになります。
注意すべき点が一点あります。
注意点
認定講習会テキストは、講習会がある7〜8月の直前に届くので、試験まで3〜4ヶ月しか読み込む時間がありません。
テキストは500ページほどあり、分野も広くて文字数も多く、絵が少ないので読み込むのはかなりの時間を要します。


臨床では使わないような深い内容も結構あります。
特に人工呼吸器や薬物療法、新生児分野はみんな難しいと言っていました。
勉強するにも、平日は仕事をしながら時間を作り、土日のプライベートはもちろん削られます。
届いてからの勉強期間も短いので、勉強を続けることもかなり大変です。


1〜3年前のものであれば、本の内容はほとんど大差ありませんでした。
試験が11月頃に終わるので、12〜3月ごろに結構販売されているものをみかけます。
講習会テキストは、何回読み込んでも苦手な分野や覚えづらいところがあり、計算式や検査方法など、暗記が必要なところは忘れてしまいがちです。
私の知人は覚えられないからと、5回以上読み込んでいました。
メモ
試験は毎年6〜7割の合格率ですが、点数で決まるのではなく、受験者数の中の上位6〜7割になるよう調整しているみたいです。
7月から勉強するより、なるべく早めに購入して周りとの差をつけましょう。
②呼吸療法認定士予想問題集(青本)
呼吸療法認定士予想問題集(通称青本)は、呼吸療法認定士を目指す方の問題集として、一番人気といっていいくらい有名です。
問題数は最も豊富で約800問あり、試験問題慣れやテキストの要点を理解するためにはかなり使いやすいです。
青本は試験を受ける方であれば、使用することを強くオススメします。
しかし、青本を使用する時には注意すべきことが2つあります。
注意点
- 解説がほとんどない
- 販売は公式サイトのみ
これらの2点に注意しましょう。
解説がほとんどない
青本の問題数はかなり豊富ですが、解説はほとんどなく、正解の選択肢のみが載っている程度です。
問題に対する理解がある程度しっかりしていないと、青本を解いても「なんで選択肢がこれなのかな?」となってしまいます。
私もなんでこれが答えなのかわからず、イライラしたことが何回もあります。
最初から使うと、答えや内容を調べる時間がかかりますし、理解より答えを覚えてしまって効果が少なくなります。
青本は問題集、理解度の確認や問題慣れのためには最適なので、テキストの内容を大まかに理解してからの使用をオススメします。
他の問題集とテキストで一通り勉強して理解してから、青本を使うと最も効率的だと感じました。
販売は公式サイトのみ
青本はAmazonや本屋に売っておらず、公式サイトからのみ購入可能となっています。
しかし、かなり人気なので公式サイトでは結構早い時期に売り切れていました。
「最新のものが欲しい」という方は早めの購入をオススメします。
購入が間に合わなかったという方は、メルカリに販売されていることが多いので、メルカリで購入されてみてください。
私も買いそびれて3年前のものをメルカリで購入しました。
問題自体は最新のものと大差はなかったので、1〜3年前のものなら問題なく使用できると思います。
③呼吸療法認定士合格チャレンジ
こちらも問題集としてはかなり有名で人気なものになります。
青本と比較すると、問題数は200問と少ないですが、こちらは1問ごとに解説がしっかりついているのが特徴です。
オールカラーでかなり見やすく、分野ごとの要所を問題にされています。
勉強を開始初期は、青本でなく、こちらとテキストを使いながら全体的な理解を進めることがオススメです。
テキストを分野ごとに読んで実際にこちらを解いてみる、その後解説を見てわからないところをまたテキストで確認する。
という流れで私は勉強しました。


これを使った後に青本を解くことで、解説がなくてもかなり効率的に勉強ができましたよ。
④呼吸療法認定士再現過去問集
こちらも、問題集としてかなり有用に使うことができます。
特徴として、「アプリ機能」がありますが、これがかなりオススメです。
職場での休憩時間や電車などの通勤時、出先で時間があるけど本を取り出してまで勉強はしづらい時など、ケータイを使って手軽に勉強できます。
アプリでかなり使いやすいので、隙間時間や通勤時なども無駄にせず、少しずつできるのが強みですね。
基礎編と応用編がありますが、まずは基礎がオススメです。
余裕があれば応用編も使用するといいと思います。
⑤呼吸療法認定士たしかめドリル
こちらも青本やオススメした他のものと同様に試験対策問題集になります。
問題数や解説の程度は、青本と呼吸療法合格チャレンジの間のイメージです。
問題数は400問あり、解説は合格チャレンジほどまで多く記載はされていないですが、青本よりわかりやすく載っているのが特徴です。
合格のためには色々な問題を多くこなして、テキストで理解を深めることが最も合格に近くなりますし、試験も解きやすくなります。
色々な問題集があるので、併用して使用することをオススメします。
問題集が少なくてもいいという方は、おすすめの上位から選んで購入されるといいと思います。
他にもあるといい参考書
他にも、あれば勉強の効率が良くなるものとして、「病気がみえる」の呼吸器がオススメです。
文字ばかりのテキストと違い、病気がみえるはイラストが豊富なので、テキストの内容を理解しやすくなりました。
特に解剖・生理・病態などは、テキストの内容とそこまで違いはありません。
テキストの内容でわかりづらいところで病気が見えるを利用し、イラストを見ながらわかりやすく勉強するとさらに勉強しやすくなりますよ。
まとめ
呼吸療法認定士試験に合格するための、オススメの本・問題集をまとめました。
全てがあるともちろんいいですが、お金もかかりますし、使わない参考書は買うことなく、少ない量ですませたいですよね。
私もいろいろと本を購入しましたが、かなり損をしたので今回は本当にオススメのものだけをまとめました。
おすすめの本
- 認定講習会テキスト
- 呼吸療法認定士予想問題集(青本)
- 呼吸療法認定士合格チャレンジ
- 呼吸療法認定士再現過去問集
- 呼吸療法認定士たしかめドリル
テキストを読み込むのも重要ですが、これら問題集をしっかり利用するとより理解が深まり、効率が上がります。
効率よく勉強して試験の対応力を身につけ、合格率を上げるためにもぜひお試しください。
実際に試験を受験して感じたことや出題された問題などを含めて、オススメの勉強方法をまとめました。
気になる方はぜひ参考にしてみてください。
-
呼吸療法認定士試験の効率的な勉強方法をご紹介【合格率をアップする】
続きを見る
ここまで読んでいただきありがとうございました。