

こんな方におすすめ
- 自宅でトレーニングしたい
- ダンベル、トレーニングベンチが欲しい
- 使い勝手の良いトレーニンググッズが知りたい
筆者の紹介
理学療法士/トレーナー 筋トレが好きで、自宅内でトレーニングをするために色々な商品を購入しています。
コロナが広がってきてジムに行けない…という方も多いと思います。
私も医療従事者なのでジムは禁止されており、半年ほど筋トレができませんでした。

と考えてホームトレーニングを開始しました。
20〜30分のジムに通う時間がもったいないとずっと感じており、往復3時間の通勤だけで疲れ、時間がなかったことも理由です。
グッズを色々買った中で失敗したことや、これは要らなかったな…という商品もありました。
なので、実際に使ってみておすすめする商品のみをご紹介します。
目次
おすすめのホームトレーニンググッズ
私は、自宅でのトレーニングを開始するためにこれらのグッズを揃えました。
私が購入したもの
- 可変式ダンベル
- トレーニングベンチ
- 懸垂マシン
- トレーニングチューブ
- 防音マット
- アブローラー
- バランスボール
- パワーグリップ
- ヨガマット
元々持っていたものを含めて、これらを購入しました。
全て集めると結構高くて場所をとりますし、要らないものもありました…
この中で、今実際に使用していておすすめする、本当に必要なものはこれです。
チェックリスト
- 可変式ダンベル
- トレーニングベンチ
- 懸垂マシン
- 防音マット
- アブローラー
これらがあれば全身しっかり鍛えられて、ホームトレーニングはかなり効率的になりますよ。
ジムと同じくらいの運動も全然可能です。
他のものもあるとさらに効率的になりますが、とりあえず5つがあれば大丈夫だと感じました。
お金もかかりますしね。
それぞれ詳しくご紹介していきます。
①可変式ダンベル
重量が変えられないダンベルだと、トレーニングごとに色々な重りのダンベルを使うので、多くの種類を買う必要があります。
可変式ダンベルは重量を15段階などすぐに変えられるので、ダンベルはこれ一つあれば十分です。
重量の選び方
可変式ダンベルは主に片方25Kg前後のものと、40Kgのものがあります。
初心者〜中級者の方は25Kg程度の重量がおすすめです。
こちらは、2kgの軽い重量で10〜15段階に変更できるので軽い負荷が必要なトレーニングやウォーミングアップが行いやすいです。
回数を増やせば、25kgでもかなり負荷をかけることもできますが、40Kgのものよりはもちろん負荷が下がります。
上級者で本格的に取り組みたい方は、高くなりますが40kgのものをおすすめします。
こちらは、5kg〜40kgの15段階変更のものが多いですね。
最低重量が5kgなので、肩や腕トレーニング、ウォーミングアップで軽い重量を使いたいときには重量が重すぎることがあります。
ダンベルの種類
アジャスタブルダンベルと、クイックダンベルというものがありますが、違いはそこまでないので好みで大丈夫です。
簡単に説明すると、アジャスタブルが全体的に丸い形のダイヤルで重量を交換するタイプです。
クイックが長方形のストッパーを差し替えて調整するタイプになります。

家に置くなら、見た目の良さも気になりますもんね。
クイックダンベルは大きく、手首が固定されて動かしにくく可動域が確保しにくいので、個人的にはアジャスタブルが気に入っています。
さらに詳しく可変式ダンベルについて知りたい方は、レビューと種類、選び方をまとめているのでぜひ一緒に読んでみてください。
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②トレーニングベンチ
一緒にぜひ欲しいのがトレーニングベンチです。
これがあると、行えるトレーニングの種類が10〜20種類は増えますし、ダンベルとベンチがあれば全身くまなく鍛えることができます。
角度変更できるものが好ましいです。
フラットなタイプだと、少し安くなりますが、運動できる種類がかなり減るのでもったいないです。
トレーニング部位によっては角度を変えて行う必要があるので、インクライン・デクラインが可能なものがおすすめです。
家トレではマシンが使えない分、トレーニングベンチを使って効率よくトレーニングを行いましょう。
③懸垂マシン
懸垂マシンだけでも、背中・胸・腕・腹筋のトレーニングが可能です。
懸垂をすることで逆三角形の体になりますし、一気に全身をまとめて鍛えることができます。
運動を始めたい方は、ぜひ懸垂から始めることをおすすめします。
私は最初1回しか懸垂できませんでしたが、繰り返しトレーニングすることで10回程できるようになりました。
懸垂を続けていたら、Tシャツを着たときの姿勢や見た目がかなりよくなりますよ。
懸垂マシンについて、購入した感想と詳しい内容をまとめているので、気になる方はご覧ください。
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パワーグリップ
懸垂マシンと一緒にあると効果がアップするトレーニンググッズの一つです。
ジムに行くと背中トレ、懸垂で使わない人がいないくらい重要で人気なものになります。
オススメのパワーグリップと、選び方、使ってみたレビューもまとめているので、気になる方は参考にされてください。
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④防音マット
ホームトレーニングを行うなら、防音マットは必須です。
懸垂マシンやベンチ、ダンベルを置く場合に床に直置きだと傷がついてしまうこともあります。


上記の3つであれば、これ1セット広げれば十分足りますよ。
若干他のものより厚みがあるので、懸垂マシンやダンベルを使用しても床へのダメージなどは今のところありません。
⑤アブローラー
アブローラーは腹筋を鍛えるために、ぜひとも使用したいものになります。
元々アブローラーは床への心配はそこまでありませんが、防音マットの上で行えば、床を傷つけずに安心して行うことができます。
アブローラーはローラーが一つのものと、2つのものがあります。
ローラーが1つの方は左右へぐらつきやすいので、中級者〜上級者向けのものになります。
初心者は左右へのぐらつきを止めることに力を使って、腹筋への刺激が減りやすいとされているためです。
ローラーが2つのものが初心者〜中級者におすすめです。
2つローラーの場合は、ほとんどできない方も膝をついて無理なく調整しやすいですよ。
それぞれ自分のレベルに応じて購入されてみてください。


アブローラーで何より問題なのは、「音」だと思いますが、これはほとんど音が鳴らないのでおすすめですよ。
ホームトレーニングをさらに効果的に行うには


という方もいると思います。
上記のグッズがあれば、効率的にトレーニングを行うことができますが、これらを使用するとトレーニングがより効果的になります。
おすすめ
- パワーグリップ
- トレーニングチューブ
パワーグリップ
パワーグリップは、懸垂するときやダンベルローイングなど背中のトレーニングで使用します。
これを使用することで、背中への刺激がかなり入りますし、握力をサポートしてくれるのでおすすめです。
懸垂は握力を使うので、握力が先にやられることがあります。マメもできるので、予防のためにもぜひ使用されてみてください。
トレーニングチューブ
チューブがあると、ウォーミングアップ以外にも色々な使い方ができます。
チューブだけでも全身を鍛えることができますし、懸垂マシンにひっかけると、さらにトレーニングの幅が広がります。
あんまりお金をかけたくないしな…という方はチューブだけでも結構運動できるので試してみてください。
こちらの商品は重さを5段階で調整できるので、初心者〜上級者まで幅広く使用できます。
アクセサリーとして、ひっかけて使用するハンドル、お尻やふとももを鍛えられる足首ストラップ、ドアに引っ掛けて使うドアアンカーがついています。
細かな部位へも刺激が入りやすいので、私はダンベルトレーニングが終わった後、丁寧な刺激を入れるときに使用しています。
ホームトレーニングのメリット
ジムと違って、周りの目を気にしなくて良いので自分のペースで運動することができます。
器具の混み方や、空いてないマシンを待つ必要も、周りに重い重量を上げている人と比較される必要もありません。
洋服も気にせず、マスクをつけなくても良いです。
懸垂マシンを使いたいけど、みられたらはずかしいし…
ジムに行くのがきついしな…
という方も気にする必要もありません。


ジムに行く手間も問題なく、人付き合いが好き、周りの人と一緒にしたい、マシンをいっぱい使いたい方はジムに行くことをおすすめします。
ホームトレーニング の注意
ホームトレーニングを行う場合は、床に傷をつけない、大きな音をなるべく出さないことだけ注意しましょう。
賃貸の場合はお金が取られてしまいますからね…
クレームや住民トラブルの原因にもなってしまいます。
これらさえ気をつければ、自分のペースで楽しくトレーニングできます。
まとめ
今回はホームトレーニンググッズについてまとめました。
ホームトレーニングは、初期投資はジムの月謝よりもお金はかかります。
しかし、一度グッズを揃えてしまえばジムに行くよりも金銭的に安く、3〜4ヶ月で取り戻せますし、自分のペースで取り組むことができます。
コロナがいつ落ち着くかもわかりませんし、コロナ肥満も増えています。
ジムは密閉空間なので行きづらさを感じる人も多いと思います。
これを機にぜひホームトレーニングを始めてみてください。
筋肥大、筋力アップの最新の知識・エビデンスをまとめているので、気になる方は一緒にご覧ください。
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